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服部 / ユニコーン

服部
UNICORN 奥田民生 川西幸一 堀内一史 / SE



「休日に聴いたCD」
プロモーション・ビデオ(以下PV)を流す音楽番組を見ていたらユニコーンの「大迷惑」のPVが流れました。このとき初めてユニコーンを知りました。
このときは何となく面白い曲だなぁと思った程度でした。

それから数ヵ月後・・・。
洋楽しか聴かない友人のI君はNHKの音楽番組で奥田民生がジョン・レノンの扮装で「HAPPY XMAS(WAR IS OVER)」を歌うのを見たとのこと。ユニコーンに興味をもったようでした。
僕に「ユニコーン聴いたことある?」と聞いてきたので、
僕は「大迷惑のPVをテレビで見たくらいかな」と答えました。
彼は「どんな感じの曲?」と聞いてきたので、
僕は「オーケストラを使ったテンポの速い曲で、単身赴任の悲哀をテーマにした曲のようだ」と、最初の印象を話しました。

なんと、彼はアルバム『服部』を買ったのでした。
そして僕に「ユニコーンの『服部』いいよ。聴いてみな」と言ってきたのです。
彼はユニコーンにハマッてしまったのです。

僕も彼がそこまで言うのならと『服部』を聴いてみることに。

ジャケットが強烈というかなんというか・・・。
う~ん、なるほど・・・。
1曲目はアルバムの収録曲をメドレー形式でオーケストラによる演奏で聴かせる趣向のようで・・・(過去の曲もあり)。なかなかヤルなぁ~。
で、2曲目はというと・・・。
え?いきなり子供の歌声。男の子の声。それも曲名は「ジゴロ」。
♪俺はぁ~ジゴロぉ~、とてもぉ~ジゴロぉ~
 なびいた女は数知れず 数知れず 数知れず♪
なんて歌っている・・・。
子供にこんな曲を歌わせるなんて、なかなかヤルなぁ~。

こんな感じでアルバムを聴いていき、「人生は上々だ」でまたまたニヤリとさせられました。
なんとまぁ、素人が絶叫しているような曲とでもいいましょうか・・・。
こんな歌い方、今までにあったかなというくらい笑えました。
こんなのを(といっては失礼ですが)よくぞアルバムに収録したなと。

このアルバムの後から出た作品を聴くとさすがに荒削りの面も感じられますが、それはそれでいいと思います。
僕がユニコーンを聴くきっかけとなったアルバムです。
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by nowhere1967 | 2005-12-09 21:49 | 音楽 | Trackback | Comments(0)